「昔々、あるところに、美しく端正なお顔をお持ちの王子様がいました。しかし王子はいつでも分厚い仮面を顔にあてがい、その町の者はおろか、家来にも、実の両親の前でさえもその仮面を外すことは無かったのでした…」