久遠マリ

恐怖の果てに
不幸の手紙が回す恐怖、犠牲になる人々、真の犯人は誰か?


ボイラー室の意味のなさすぎることに、そこに人がいる意味がありすぎることに背筋が凍るような思いでした。
近代バイオテクノロジーと事件の噛み合わせかたが秀逸。加えてあのオチには、誰もが衝撃を受ける筈。抜群の構成力と文章力がより恐怖を引き立たせています。


回してはいけません。
怖い。本当に恐怖で感動したのはこれが初めて。