作品コメント
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- 久遠マリ
恐怖の果てに
不幸の手紙が回す恐怖、犠牲になる人々、真の犯人は誰か?
ボイラー室の意味のなさすぎることに、そこに人がいる意味がありすぎることに背筋が凍るような思いでした。
近代バイオテクノロジーと事件の噛み合わせかたが秀逸。加えてあのオチには、誰もが衝撃を受ける筈。抜群の構成力と文章力がより恐怖を引き立たせています。
回してはいけません。
怖い。本当に恐怖で感動したのはこれが初めて。 - 緋鳴
目が離せない展開
久しぶりにすごい小説を読んだように思います。
最初から最後まで、とにかく目が離せませんでした。
文字の色や大きさを変えることにより、より一層恐怖感が高められていたように思います。
あとがきを読んで、昔流行っていたチェーンメールのことを思い出しました。
私にも似たような怖いチェンメがきたことがあります。
そんな身近なものでも犯罪が起きる可能性がある…
やっぱり今の世の中は怖いです。 - ソラ
一言……これは凄い
たった今読み終えたばかりで、未だ興奮から覚めやらぬ感じです。
今回はレビューを書くのが本当に難しいです。ストーリーの素晴らしさを伝える為に、ネタバレまで含んだ感想を口走ってしまいそうですから。なので、ストーリーについては脇に置いておきます。読んでください。
冒頭から引き込まれ、ワッセワッセと勢いを付けて読めるほど、スピード感があり、また、その勢いに見合うストッパーとなるべくオチが待っていました。最後の最後までオチが読めなくて、最後絶妙な形で裏切られました(笑)もちろん良い意味でです。本当に予想してなかったしできなかったです。それなのに、何の違和感を持つことなく結末を読んで大満足いたしました。
文章の構成・描写力ともに一級です。
また、携帯を媒体とする小説をよく理解なさっていると思います。赤字・青字やサイズを変えるなどの手法がより一層、臨場感を煽っていたように思います。
携帯小説を馬鹿にしている方、この作品をどうぞ読んでください。 - RAIN
予測不能な展開に加える文章力の高さ
ストーリーの奥深さもさることながら、文章力が高くまるで文庫本を読んでいるかの様でした。
また最初から最後まで統一した世界観を確立させているのは、『凄い』の一言に尽きます!
是非書籍化して頂きたい作品です♪ - 菜知
怖い‥‥‥!
すごく練られたであろう内容に驚きました。
赤い文字が並んでるページは素直に怖かった‥‥でも夏樹の明るい存在のおかげで恐怖だけではないところが私には良かったです。
ただ、最後の辺りは少しわかりにくかったです‥‥(泣)
他の小説も読んでみたい、そう思わせてくれる内容でした! - 光樹
これは凄い
こういう作品こそ書籍化してほしい、と心から思いました。
練って練って練って練って練って練りまくった複雑なストーリー!
全く予想のつかない裏をついた伏線!
鮮やかで手が震えるほどの恐怖を与える描写!
そしてドキリとくる携帯小説ならではの技法!
驚きました。
読み進めると止まりません。
文句無しの作品です。
ただ……最後の数ページは自分の甘さ故に完全に理解できませんでした。
……悔しいです(笑)