家庭の事情で悩みを抱え心から笑えなくなっていた高校2年の佐藤千春。1人だと思っていた千春に優しく手を差し伸べるのは…先生と私の切なくも暖かい思い出の物語。
どうせ私なんて必要とされていない。
周りの大人はみんな同じ。
助けるふりをして期待させるだけ。
自分のことしか考えていない。
あぁ、
私は、なんで笑っているんだろう。
幸せってなんですか?
幸せなんて…あるのかな
私自身の経験した悲しくも心が温まる物語。
これを読んだ方の心に暖かいものが生まれると信じて…