はじめに言わせてほしい。
この話にハッピーエンドもバッドエンドもどんでん返しもない。
なぜならこの物語はまだ終わっていないからだ。
この世に居るであろう私と似た過去を持つ人へ
多少なりとも共感を持ってくれる人へ
人生を悲観する人へ
こんな話もあるのだと、幸福とは己が手を伸ばせば出迎えてくれるのではないかと、僅かながら感じて欲しい想いを乗せ文字にしようと決めた。
小説は好きだ。
どれだけの本を読んできただろう。
ただ書くとなると話は別だ。
文章力は皆無だ。
比喩も苦手だ。
起承転結…分かるが使うのは無理だろう。
面白い話は書けないだろうと思う。
この話が紛れもないノンフィクションだからである