みち
仮面を剥いだ人
夢や希望、そんなものを持っていたら。
きっとやる気に満ち溢れ、挫折や後悔をしながらもがむしゃらに仕事をして信頼をつけていく。
男性だったら、すんなりと。
女性だったら?
未だに根付く“女の子だから”という考え方は労わるようで、馬鹿にしているようなもの。
人の本質を見ずに、それで片づけられてしまえばやる気も失われ、仕事は義務感だけで来る。
そして、仮面をつけて適当にやり過ごす。
そんな中、心の奥を見透かしてくるような年上の後輩。
その存在が、気になりだしたときに仮面は徐々にはがされていたのかもしれませんね。
湊さんの生き方が、人間くさくてよかったです。