あの夏の日

作者雪斗

故郷を離れてどれだけの月日が流れただろうか?


世の中、便利になったものである。


筆不精な俺でも、そこそこの縁が保てる程に遠く離れていても楽に連絡が取れる時代


そう、そしてあの夏……


あっという間に過ぎ去っていく、でも、決して忘れることのないあの夏……


1通のメールを開くと、それは脳裏に昨日のことのように思い出された