作品コメント
3件
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- 咲
美
文体がとても綺麗、
というのが最初の1ページを読んだ印象。
途中までは読んでいても、彼が何者なのか、主人公が何者で、真知子とどういう関係なのか、曖昧で、
不思議な世界で、
ただその文体の美しさを感じながら読むだけでした。
しかし、最後に
「ああ!」
と、彼女らの正体を理解しました。
一文字もはっきりと、彼女たちのことを名称で表していないのに、読者にわからせるというのはすごいな、
と感動しました。
ぜひ読んで、感じて欲しい作品だと思います。 - 蜜咲 アヤ
白い指、そして衝動。
まず特筆すべきなのは文そのものの美しさである。しっとりとした夢みたいな世界へ渦を巻いて引きずりこむのがこの作品の特徴だ。
どこにも入り口がない。けれど既に入り込んでいる。
そんな印象を受けた。
鈴の音が鳴る。
雨ふらしが来る。
彼等は美しく壊れていく。 - GOODCOOL
虚ろな世界感
浮き世の夢見心地を感じた作品。
しっとりした気分が余韻として残りました。短いページで表現を重ねてある為、飛ばし読みは禁物!