趣味で小説を書く上条望は、学校の図書館で自作小説にダイブできる奇妙な本を手にする。
その本の貸し出しカードに書かれていた名前が頭から離れなかった。
厳島神太郎。
それは新人賞をとって華々しくデビューするも、その1年後に自殺した作家の名前だった。
始まる文芸部コンペ。
命を狙われる友達。
そして深まる厳島神太郎の謎。
ダイブの果てに上条は何を見るのか?
「まがい物が、本物を語らないでくれる?」
───────
※注意書き
1、本作品は【旧】妄想作家 を改稿したものです。
2、本作品には作中作が多数登場します。作中作は本来ならば字体を変えるなどの対処をするところですが、インターネットでは難しいので、代わりに「※」にて囲っております。
2013年 いのこりプリン(http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=parinparin2012fes2)参加作品
2012~2013
(C)龍谷 新生