カラスの瞳に映るもの

作者マミズ

悪の巣窟と言われたって守りたいものがそこにある事実に変わりはない、と彼女は言った。

ーー彼女の背負う大きな闇に彼らはまだ気付かない。




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孤高な支配者

「あぁ、悪い全部喰っちまった」


“タカ”






マイペースな垂れ目

「ねぇー、お腹減ったぁ」


“ウミネコ”






ミーハーな女装男子

「あら、これアンタに似合うんじゃない?」


“フクロウ”







そんな彼らがある雨の日に出会ったのは、悪の巣窟で生きるテキトー人間。


「まぁ、いっか〜」


“カラス”







ーーーその時、二年の時を経て彼女の歯車が遂に動き出す。