justice~山姥とハシボソ軍団 ~(完結まで下書き中、題名から大幅変更)

作者さくらんぼ

人を信じることができない。いや、信じ方がわからない。山に捨てられた少女は"山姥"とあだ名をつけられ、
都市伝説にされた。

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S市はその県の中でも1、2位を争うほどの広さを持つ街で、都市開発の進む栄えた市街地から、閑静な住宅街、機械音が絶えない工場地帯まで、

同じ市内でもかなり温度差も色も違う。




そのS市の端っこ、隣街のA市と跨ぐようにあるのが

"乱鴉山"と言う、小さくもなく、大きくもない15階建てくらいの高さがあるごく普通の山。



山の入り口がS市側になるため、

A市ではなくS市の山としてそこに存在している。




関東近郊にあるS市は田舎ってほどの街ではないため、

その山は不釣り合いではあるが、

山にはピクニックやバーベキューが楽しめる、展望台も兼ね備えたすごく広い公園があり、夜になれば、

S市の人工的な夜景の街並みと夜空を飾る月や星がコントラストになり、

市内外からのたくさんの人達で賑わっていた。




でも、それは今でも変わらずなのだが、

昔と違って、山に訪れる人はかなり減った。




来る人の中には不法投棄などをして、

山を荒そうとする者、

噂話を確かめようと肝試しをしに来る者も。




でも、忘れてはいけない。

この山には主がいることをーー。







理由もわかっていない人達が

"乱鴉山"に対する謎と不信感で

募らせた憶測は一人歩きをし、都市伝説へと変わっていったのはそう時間もかからないことだった。








2d710890b750*写真は夕焼けが綺麗だったので窓越しに撮った写メです*






★修正しながら書いているため、完結まで下書きしてます。深いものを作ろうと粘ってますので、待っててね!★





完成していてもしていなくても

2019年3月13日18時に一斉公開しますね。