置き忘れた心

作者りる

私の幼少期の物語


両親の離婚によって

人を信じる事を恐れるようになり

人に心を開けずにいた

一人の少女の心の叫びです。


私が高校生の頃...



文化住宅に住んでた


二件並びで...隣は母親と継父と子供


隣が、私、妹、弟...



ある日曜日の朝、


引っ越し屋さんのトラックの音で


目が覚めた...



誰か引っ越すのかな?



軽くそう考えた...



音は隣で聞こえる...


表に出たら


隣が引っ越しするところだった...



私の母親達が...



私は何も知らされていなかった...