ダイ

深い悲しみの中にも見出される光
酒を飲み、自己の制御が緩むと言う事自覚しているだけに、何とも胸が締め付けられる思いで読みました。

依存症では無い(恐らく)自分が圭介の孤独さと寂しさの全容を知る事は出来ませんが、独りになってしまい、それでも酒を止められない己に対して、怒りに近い感情を抱きつつ逝ってしまったのではなかろうか…と、読後作品を振り返り感じました。

テーマが定まっており、文章も読みやすかったので★5つ御贈りいたします。