作品コメント
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- ダイ
深い悲しみの中にも見出される光
酒を飲み、自己の制御が緩むと言う事自覚しているだけに、何とも胸が締め付けられる思いで読みました。
依存症では無い(恐らく)自分が圭介の孤独さと寂しさの全容を知る事は出来ませんが、独りになってしまい、それでも酒を止められない己に対して、怒りに近い感情を抱きつつ逝ってしまったのではなかろうか…と、読後作品を振り返り感じました。
テーマが定まっており、文章も読みやすかったので★5つ御贈りいたします。 - かりん
多くの人に読んでもらいたいです。
偶然たどりついた作品でしたが、最後まで読み終えたあとは、心にジーンと来るものがありました。
私の中でアルコール依存に対する考え方が大きく変わりました。
これまではアルコールに依存して体を壊す人たちは自業自得なのでは…?と思っていたのですが、それは偏見であったと気づかされました。
現在私の友人も毎日の生活からアルコールが手放せない状況になっていて、お酒を飲むたびに電話をかけてきます。
毎回、どんなふうに対応すべきか悩んでいたのですがこの作品を読んで、良いアドバイスを受けたような気持ちになりました。
素晴らしい作品なので、できるだけ多くの人たちに読んでもらいたいです。