寂しさを癒して…【BL】

作者R/UI

『ねぇオニイサン。僕眠れないの…。』
そうやって美しく愛らしい彼は今日も見知らぬ男に抱かれる。
そんな彼はホントは寂しさを埋めてくれる何かを…待っていた。






『ねぇオニイサン。僕眠れないの…。』




そうやって彼は今日も見知らぬ男に抱かれる。






寂しくて、眠れなくて、愛をしらなくて、





ひたすらに温もりを欲しがる子ウサギのように。






けど突然




「俺の腕、貸してやる。良いから寝ろ。」





無口で、無表情の美しい族潰しの男が彼の前に表れる。






そのぶっきらぼうな温かさに、彼の心は不思議と軽くなって行く。






子ウサギのように愛らしく、蝶のように美しい。






そんな彼は…









寂しさを埋めてくれる何かを、ずっと求めていた。



















※BLで、かなりの性表現ありです。