紫水 琉璃

優しく切なく
人類最後の日に出会った2人の物語――。


設定がファンタジーのようで、独特の世界観です。

登場人物が少なく、短編のよさというか、会話のわかりやすさがあります。比喩も表現がいいな、と思いました。

主観的な、あくまで個人的な意見ですが、改行による余白が少し多すぎるように思います。

空気感というか、物語の設定はとても魅力的です。
もっと内容を濃くできると感じたので、この評価です。


読み終わったあとに表紙をみたら、写真が小説の中の場面とすごくマッチしていて、綺麗だなと思いました。

切なさだけではなく、優しさも残る作品だと思います。