絡まる鎖に少女は涙を流した

その涙を美味しそうに舐める男
「泣いてもダメだよ
それか、もっとお仕置きしてほしいのかな?」

“お願い
私を自由にして………“



少女はずっと

“ある男“に飼われている



逃げようと思えば逃げれる

それでも逃げないのは



見えない鎖で繋がれているから





“もう、私を自由にして……“



小さな少女の声は誰にも届かない


もがけば、もがくほど鎖は絡まり

少女の自由を縛る



『逃がさないよ?

だって君は、僕の一部なんだから