殺人犯に愛されました

作者美緒

「おい」
「えっ」

振り返ると、そこには
刃物を持っている男が立っていた


計画?


違う、偶然


あの日

あの場所で

私達は出会った








「ちゃんと喘げよ?

じゃねぇと、お前のこと殺しちゃうかもな」





女は男の首に腕を回し言った




「私も、あなたが上手くなかったら

"ソレ"切り落とすから」




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殺人犯と何事にも恐れない女の奇妙な生活の始まり