僕が
『生きて』
いられる
最後の日
未練
なんて
あるわけ
「ないじゃない」
「お前の顔見て信じられっかよ」
「全くです。どんだけ泣いんですか」
そりゃ
僕だって
家族がいて
仲間がいて
愛した人がいて
未練なんて
ないわけない
でも
僕の契約は
施行される
それに
逆らえるはずがない
「じゃあね」
僕の
生まれた世界。