初代の弟 ―悩んでいます。―【完】

作者

柴幸斗、現在岐路に立っている青年。『嗚呼、日常よ』と重なったりする、そんな小さな物語。

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「お前が千龍の柴幸斗だな!?」







「いや違う」











彼はかつて自ら先頭に立ち千龍を率いていた。






彼は今、まさに岐路に立っていた。







彼が選びぬき、出した結論とは