HIKA-KYO

音楽バカな優男の、青春の1ページ
勉強よりも音楽が大好きな平凡な高校生の主人公、壱。

入学当初から「内ももにタトゥーがある」と噂されるちょっと悪そうな女の子、由美。

そんな壱と由美は同じクラスになり席替えをキッカケに、だんだんと二人の距離は近付いて行って……。

壱と由美、そして由美の元カレ、アキラも加わり、思春期の甘酸っぱい恋愛模様が繰り広げられる。


高校生の何気ない日常での不安定な心の揺れや葛藤が、とても表現力豊かに描かれていて、リアリティが溢れ登場人物一人一人の感情がしっかりと伝わってきました。

思春期らしい性に対する思いもリアルに感じられます。
ですが、性描写はサラリと読み進めることが出来、下品さを感じることはありません。

作品中随所で見られるコミカルでシニカルな比喩や、音楽の知識は興味深く、最後まで飽きることなく、テンポよく読み進めることが出来ました。

何よりも平凡だけどしっかりと芯があり、アキラにボコボコにされても格好良く見え、優しさ溢れる主人公壱はとっても魅力的!!

短編だけど、読み応えある深い作品!
おすすめです!!