作品コメント

深く激しく
前作『古今東西』から丸１年、ファンが待ちに待った、玖妙さんの最新詩集の発表です。

　表紙と巻頭詩（？）の、明らかにこれまでとは違う雰囲気に驚きながら読み進めると、１つずつの詩、１つずつの言葉が、次第に読み手の体へ、心へと迫ってきます。
　それは愁いをまとい、次第に深く、激しく…。

　いつしか言葉のリズムは吐息と重なり、悦楽へと導かれていく自分に気付くのです。

福子

2010年3月8日

心を奪う言葉の魔法
言葉には、魔力がある。
手書きであっても、デジタルの文字であっても。

想い、願い、後悔など、自分自身を込めて記した言葉は、人を惹き付けるオーラを放ち、虜にする恋の魔法をかける。


年々、魔力の高まる夢堂ｻﾝの詩。


私は、人間そのものを描いた言葉たちにすっかり心を奪われ、恋に落ちた。


不覚にも、魔法にかかってしまったようだ。