──私達は、出逢ってはいけなかった。
──俺達は、なぜ出逢ったのだろう?
もし、出逢わなければ
もし、 違う形で会えてたら
何も知らずにすんだのに
何か変わったのかもしれない
私は……
俺は……
神様を恨まずにはいられなかった
惟織-Iori-
『私達、出逢わなければ良かったね』
×
陽生-Haruki-
『俺達が流した涙は、どれくらいだった?』