戦律―センリツ―【完】

作者柚花

゙姫″と護衛の物語――




平安時代末期


源平の戦が繰り返されるこの時代





光は戦に長けた者に当てられる。



けれど、確かにその陰にいる――










彼等は彼等の゙道″を貫く。





「―例え戦慄しようとも、止まりはしない。」



歴史に名を残すこともなく







それでも彼等は歌を奏でる。



麗しき旋律を―――





※フィクションです。


史実と切り離して読んで下さい。