すごく深い
表現力がとにかくすごい!
情景が浮かび上がってきて、街並みや登場人物たちの表情や仕草がリアルに想像できます。映像が流れるというか、自分の中で一つの世界が出来上がります。

読んでいると、作者の楓零軒さんはとても頭のいい方なんだろうなあって思いました。


物語は全く展開が読めず、主人公の女の子と一緒に、ずっとなんで?どうして?どうなってんの?を繰り返してました。
シーラカンスと愛の賛歌がまたなんとも言えない雰囲気を醸しだしてます


終わり方に読者それぞれの意見があるようですが、私は大満足です!読み終わって何日間か、不思議な余韻に包まれて過ごしました。

個人的な意見ですが、夜に電気を消して真っ暗な中で朝まで一気に読むと、より雰囲気を楽しめます!