ふたりのひゅーが

作者みるく

ツン、と香る薬品の匂い

私は毎日のように、そこに通った




「先生…私……」

「暇なのな、お前」




私の日常は

あいつと出会って変わった




「呼べよ、俺の名前」

「……意地悪」




どうしようもないくら

乱され、翻弄される