NOEL
過去を抱えた元女総長
よく見かける、過去を抱えた元女総長の物語。
転校生、過去あり、美少女。これだけを見ればありふれている。
けれど、文体が落ちついており、静かで神秘的な雰囲気を感じ取れました。
なので、何処か違った雰囲気を感じ、話に引き込まれました。
それはまさに作者様の文才からくるものであり、独特な
雰囲気を作り上げられる作者様に憧れます。
主人公である瑠依には大きな過去がある。それは明らかになったが、詳しい詳細はわからない。
それでも、過去の仲間との結び付きや、過去の恋がジワジワと感じるストーリー展開。
垣間見る過去からは、瑠依が仲間にかけた大きな感情を感じとれ、仲間の大きさがひしひしと伝わってきて切なくなりました。
いったい瑠依に何があったのか、と気にならずにはいられません。
ぜひ、今後の瑠依の行動などに注目して読ませていただきたいです。
頑張ってください。