佐成真静は無自覚美人の高校生。彼女には心から崇拝する画家がいた。雲の上の存在とも言える彼の名は、暮坂颯人。そんな彼の作品展で、真静は青年、倉瀬要真に出逢った。
暮坂颯人
それは私が憧れた人。唯一無二の、天才画家。
倉瀬要真
それは私が、愛した人。誰よりも私を想ってくれる。
俺が愛したのは唯一人。
あの日偶然出逢った、俺だけの天使だ。