希生、生きる希望をありがとう

作者堀越 希生

愛する人の最後の言葉は
「希望、生きる希望をありがとう」
です。
私はその言葉を胸に今もこれからも生き続けていきます。

自分はなんのために生きてるんだろう


そう思ったことはありませんか?



私は17歳の時

愛する人を癌で亡くしました。



彼が生前最後に残した言葉があります。


それは

「希生、生きる希望をありがとう」

です。



彼は私にたくさんの愛を注いでくれました。

彼は私に抱えきれないほどの幸せをくれました。

彼は私に大切なことを教えてくれました。



彼を失い途方に暮れてる私に

天国から一通の手紙が届きました。


その手紙を読んだ時、

私は彼が生きた証を

この小説に刻もうと決めました。



生きることに疲れた時、

生きる理由がわからなくなった時、


ちょっとでもこの小説を

思い出してくださったら嬉しいです。