虹色の愛

作者RIN

出逢ったあの日から

君の周りの全ての人に嫉妬して

君を私だけのモノにしたくて…


私の今までの人生は

君の為だけにあったんだと

そんなちょっとクサい事を

本気で思った。


君が泣くとすごく苦しくて

君が怒るとすごく熱くなって。


君が笑う事が何より一番の

私の幸せだった。


君はいつか

"僕の色は漆黒だ"って言ったけど

私は思うよ。

"君の色は虹色"だって。


だって私は

君が居たら何色にだってなれたから。


怒りの気持ちの赤。

温かい気持ちのオレンジ。

楽しい気持ちの黄色。

優しい気持ちの緑。

切ない気持ちの藍色。

悲しい気持ちの青。

癒しの気持ちの紫。


全部、君がくれた色。

君との愛は"虹色"だったと

私は思うんだ。