ぼくはなぜ・この世に生まれてきたのだろう?
そして何を求めているのだろう?
そんな自分探しの旅がここに有る。

 「君たちに言っておきたい。 私は間も無く入滅するのだ。

私の滅後に法華経を広めたいと思う者は居ないか?」

 確かにぼくもあの場所に居たのだ。 先駆者と言われる人たちの陰に

隠れてはいたが。

そして約束どおり・1969年の日本に生まれてきた。

それは苦しくも長い宿命との戦いの始まりだった。