オリオン
明と暗のギャップが怖さを倍増!
冒頭部分、RPG風にしてあるのは、上手いです。犯人の感覚の異常さを表しているのと同時に、被害者が現実逃避している事も表しているように思えるからです。
そして圧巻なのは、明と暗のギャップの恐ろしさです。
妙子とスミコの会話は、明るくて微笑ましくて、笑えるくらい良いシーンです。個人的には映画「スイングガール」の上野樹里を思い浮かべるくらいでした。
ですが、後半に入ると一変! 恐怖と凶気の世界が続きます。
このページ数で充実した内容を詰め込める作者様は天才です。読み応えあり!