君がくれたもの【完】

作者那梨 雪

なにも、わからない。なにも、覚えてない。
そんな私の前に現れたのは
「忘れたのか?」
私の彼氏さんでした…
忘れちゃって、ごめんなさい…―


なにもわからない



なにも覚えてない






ここはドコ





ワタシはだれ






なにも、なにも。







そんなわたしの前に



現れたのは





「忘れたのか?」





わたしの




“彼氏さん”




でした





「ごめんなさい…」






忘れちゃって、

ごめんなさい…―






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