日下奈緒

小さな幸せでも
まるで時代劇でも見ているようでした

読むと目の前に情景が浮かんでくるようで、とてもよかったです

それ故に、お鶴さんのお話は本当に悲しかったです
小さくても目の前にある幸せが、誰かの勝手な思いで、いとも簡単に踏みにじられるところが、物語だとわかっていても、悔しくて仕方ありませんでした

でも最後は、作之進とお京さんのお話に救われました