彼からはいつも同じ香りがした。同じ香りを纏い、彼の隣に並ぶ。きっと、私は何度でも恋に堕ちる。
彼からはいつも同じ香りがした。
同じ香りを纏い、
彼の隣に並ぶ。
きっと私は、何度でも恋に堕ちる――……。
第二回お題「香り」