REAL ―リアル―

本格的なサスペンス 起承転結がしっかりとしている、本格的なサスペンス小説です。 それぞれ、訳ありの過去を抱えた３人が主人公。 この過去が、このキャラクター達を個性的にしています。 内容的には、殺人が発生し、警察とその関係者が足を使って情報を得ていきます。 不可能犯罪とかトリックとかはないですが、「誰が」「何故」犯行を企てたのかに重きを置いています。 未回収の伏線等がありますので、続編があるかもしれません。 期待して待っています。

見応えアリ!! 『 REAL ―リアル― 』 話の構成がしっかりしていて読んでいるうちにどんどん話の中に引き込まれてしまい、結局最後まで一気に読んでしまいました。 欲をいえば京華と生野のわだかまり、あと薫と隆の仇(?)、今回の事件の黒幕を結び付ける伏線が幾つかあったにも関わらず、露見しないまま終わってしまった所が少々残念でした。 続編があればいいなぁ。。とか勝手に思ってますｗ その辺踏まえても面白い作品なので一読してみる価値アリです。