こうしていると、本当の事を忘れてしまいそうだ。
名前も愛も生まれた場所も顔もぜんぶぜんぶ。

紛れもない。

あれはダイヤモンドだ。



哀れと思われた私はきっと

神様にこのキラキラした

名を、夜を、光を、

プレゼントしてもらったと

そう、思った。