作品コメント
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- たっちょんぱ
本格的!
ハードボイルド、探偵もの
緻密なトリックに
千葉の歓楽街、栄町が浮かぶような繊細な表現
個人的感想ですが、ドストライクです
聖と利奈のコンビの活躍が楽しみ!
御馳走様でした - 紅蓮
完成されたミステリー
まるでテレビドラマを見ているような感覚。
計算しつくされた展開、ミステリーならではの個性的なキャラクターたち、納得の推理、爽快なラストスパートに続編もみてみたいと思わせる幕引き。
文句なしの完成品です。
ケータイ小説でこのクオリティー、勿体ないくらい素晴らしいです。
作者様の冷静で客観的な文章はミステリー作品にとても合っていると思います。
登場人物の内面の描写があまりないためサバサバしすぎかな、という印象も受けましたが、そんなに気にならない程物語の展開に魅せられました。
ミステリーとしてとても上質な作品ですが、勿体ないのはそこ止まりなこと。
厳しく言えば、テレビドラマで役者が画面から出てこないのと同じように、文章がこちら側へ飛び出してこないと感じました。
ひとつの完成品として読者の前に鎮座するに留まらず、隙あらば読者を引きずり込まんとする猛々しさも併せ持つとさらに魅力が増すと思います。
素晴らしい作品をありがとうございました。 - マイマイ
本格的
内容は本格的で、
凄く読みやすいです!
リアルだけど、フィクション色が強いので、
出て来るキャラが一人一人個性的で良かったです☆
読み出したら、続きが気になって一気に読んでしまいました。
トリックや伏線(犯人の失言に後からつっこむ)とかもしっかりとあって、
まさに推理小説ですね。
色々な情報も得る事が出来(スリに狙われるタイミング)
そう言った意味でも面白かったです!!
この先、利奈ともどうなって行くのか気になるので、
続編も読んでみます! - 日下奈緒
ドラマっぽい
まるでドラマのように、次から次へとシーンが思い浮かびました
聖のクールだけど、思いやりのあるところも、好きですね
ちょっとミステリアスな部分も彼の魅力の一つなのでしょうか
とても面白かったと思います - mimiko
ひとくせもふたくせもある登場人物が繰り広げるハードボイルドミステリー
トリックへのわくわく感もさることながら、キャラクターの魅力と物語の雰囲気で、読者を惹きこむ本作。
面白かったです。
無口で理知的。
かなり理屈っぽいけれど、その独特のルールを語られると、思わずうならずにはいられない。
黒がトレードマークの探偵、聖飛鳥さん。
ワードロープが黒ばっかりのシーンに、ちょっと笑いました。
相棒となるのが、元スリの利奈さん。
年齢は22歳だけれど、栄養不足からかやせっぽちの子どものような印象。
乱暴な言葉遣いだけど素直さが魅力的。
意外な料理上手がギャップでした。
そして本作で何より輝いて見えたのが、裏の凄腕運び屋『細流(せせらぎ)』さんでした。
警察に堂々と乗りこんでくる様は、惚れ惚れするほど。
今後、聖探偵の強敵になることを予想させます。
人物紹介だけで、私のレビューは終わってしまいますが、探偵小説のストーリーを語る愚はおかしません。
皆さまで是非お楽しみください。 - ハル
圧巻です!
ミステリーを普段よく読む方ではありませんが、本屋大賞をとった某有名な推理小説を買いました。
まるでそれを読んでいるかのよう、世界に入り込んでしまいました。
探偵、聖は財布をすったスリ女に財布を返して貰うと、そこには自分以外の人の財布が。
そこにあったメモ。
それを巡っておこる殺人事件に巻き込まれて…。
密室トリック、動機、事情…それらがしっかりと解き明かされていくので、読んでいて本当に面白かったです!
短編でこんなにもしっかりと書けるなんてすごいなぁ…と思わせていただきます。
まるで携帯小説だとは思えないようなその推理、一度覗いてみては…!!
シリーズもの?のようなので、他も読ませていただきますね! - 旬嘉
本格ミステリ
探偵、聖飛鳥は、女性の死体が転がる部屋で目を覚ます。
一気に興味を引く出だしでした。
そして、時は遡り、聖がその女性の財布を拾ったところから再び物語は始まる。
巧妙なトリックに、仕組まれたミスリード。
豊富な登場人物も見事に書ききってありました。
一度目は推理しながら読み、二度目は答え合わせをしながら読みたくなる作品です。
素晴らしい作品をありがとうございます。 - DAI
ハードボイルド!
―超本格派推理小説。
探偵ものの王道を真っすぐにのし歩くような、実力で魅せる堂々とした作品。
文章力にも描写にも驚きました。携帯小説臭さが全くない本物の小説だと思います。
実際、僕は推理小説は全く読んだことがなく、名探偵コ○ンをアニメで見たことがあるぐらいで(笑)、本来は好みのジャンルではありませんでした。……なのに一気に読めてしまった理由、それを察してください。
この作品に僕が一番に魅力を感じたのは、キャラクターです。
一人一人がそれぞれの美学を持っているんです。それがどれも徹底的に深くて、かっこよくて、そして良い味出してるんです。
セリフの言い回しや切り返しには、何度シビレたことか。
「これは君の理屈だ。文句は言わせない」
↑お気に入りです。相手の土俵で言い負かす渋さ、勉強になります。
とにもかくにも、胸を張ってオススメします!
さて、続編も読もっと♪ - 昂
本格派!
小説には色々なジャンルがあるが、
その中でも推理小説は、書くのが
最も難しい小説の中の一つだと思う。
論理的、かつ、情緒的でなくては
ならないからである。
つまりは、物語の中で、読者にも
推理出来る要素を落とさず与えつつ、
ひとつの物語としても楽しんで読める
ようにしなくてはならない。
探偵、聖飛鳥のデビューを飾るこの
小説は、その条件をあっさりと
クリアし、さらに次の作品への
期待も高めてくれる完成度の高い
作品だ。
登場人物は、主人公聖飛鳥を筆頭に、
個性の際立った人物たちが揃っており
彼らがこの先どのように動き、新しい
問題を解決していくのか、楽しみである。
幸い、2作目以降も出ているので、
ぜひ読み進めたいと思う。
すぐに次の作品を読みたくなる、そんな
魅力を持った作品であった。 - まさーき
おおっ本物の推理小説だ!
スリから取り返した財布には謎のメモが挟まれていた。
それがことの起こり。
しがない探偵「聖」は殺人事件に巻き込まれていく。容疑者という扱いで。
本格ミステリーでした。
文章、構成、ともに素晴らしいです。展開がさくさく進むのも心地好いです。
半端なミステリーではケチをつけるタチですが、これには満足させられました。
上手い!
面白い!
傑作です! - なな
びっくり!!
とても素人が書いた作品には思えませんでした!
本当に本当に素晴らしいです!
文章が丁寧で、人を引き付ける力があると思います。
あと、読み出したらとまらない!!!!
ここまで本格的な読みやすい小説はあまりないと思います☆ - オギクボ
本格的サスペンス
まるで書店で売られているプロ書いた作品を読ませて頂いているような、レベルの高さを感じました。
聖という主人公。
利奈には優しい一面を見せる一方、残虐な犯人に対して冷酷さ。
しかし、そんな聖に自分は共感がもてました。
文章力はさすがと思います。
サスペンスが好きな方はぜひ、この小説を読んでください。
続編もぜひ、読ませて頂こうと思いました。 - 芙佳
読みやすい本格派ミステリー
iらんどでは珍しい、本格派の推理小説。
只者ではない探偵とスリ出身の助手候補、美しい運び屋など。キャラクターの面々に、雰囲気があります。推理小説の要であるトリックの謎解きも、楽しく読ませて頂きました。
読みやすいページ数と無駄がない文章で、読みやすかったです。個人的な希望を言えば、主人公の探偵に男性的な色気を追加して欲しい(笑)
人間味に欠けるイメージの彼ですが、新助手を迎え入れた事によって、いい感じに味が出てくるのかな?とシリーズの続きを読むのが楽しみです。 - びっち
サルでも分かる
レビューのタイトルは、悪い意味じゃないですよ^^;
分かりやすい、ということです。
推理小説となっていますが、必要な情報がきちんと与えられ、無駄なやりとりがなくすらすらと読めます。
途中にヒントとなる情報のまとめのようなものもあり、わくわくします。
結局トリックは読むまで解けませんでしたが^^;
でも私のような推理小説初心者(?)でも、分かりやすく楽しめる作品です。
推理小説に興味のある方にはおすすめです^^ - 百瀬ねこ
正統派ミステリー
固い描写からはじまりますが、中身は台詞中心に話が回っているので、推理小説というよりは子どもにも好まれる探偵アニメのような感じです。
ただし、お酒が沢山出てきますが。
冷静で観察力のある探偵、そこそこ使える警察、密室殺人……という使い古された内容ですが、飽きられずに何年も愛されている素材かと思いますので、こういうものが好きな方にはオススメです。
探偵や警察にはパンチが少ないですが、主要キャラになりそうな女性二人は魅力的で、この作品ならではのスパイスかなと感じました。
トリックは「どこかで見たような?」と思いましたが、話の流れからして薬品関係のトリックかと思っていた私は、ある意味「予想外」でした。
犯人はわかりやすかったです。というのも、情景描写が必要最低限の中で、その伏線だけが色付いていたからです。
もう少し、他の犯人候補にも怪しそうな描写を加えたりしておくと、良かったのではないかと思います。
知的でよく練られていますが、ケータイ小説らしいライトさも感じ取れる作品でした。
書評依頼ありがとうございました。 - めぐり飛空
本格ミステリー
面白いです。
黒ずくめの探偵。
その出会いは偶然なのか必然なのか、スリの女。
謎の女運び屋。
話の通じる警部。
そのどれもが個性的でなおかつそれぞれに複雑な物語が潜んでしそうなキャラたち。
気付いたら事件に巻き込まれている展開で、自然とページを進めるのが早くなってしまいます。
事件の全貌は是非、ご自分の目でお確かめください。
そして、2に繋がるであろうさまざまな付箋。
次シリーズを楽しみにしています。