恐怖のチルドレンジャー
チルドレンジャー。
男の子の大半は憧れるであろう、レンジャーに扮した子供たちが繰り広げる、惨劇。

子供が悪い訳ではない。結局はずるい大人たちが起こした、自業自得とも言うべき結末なのだ。

そしてその歪みは、そこを訪れた人物にまで及ぶことになる……


読み進めて行くうちに、どんどん怖さが増して行きました。当たり前のように人を殺める子供たちにも戦慄しましたが、その感情が徐々に広がっていく様子にもぞっとさせられました。

そして、最後の言葉。
思わず身震いしました。

ホラーが好きな方も、苦手な方にも、読んでみる価値のある作品だと思います。


そう。
この小説を怖いと感じられなくなったら、その時が一番怖いのかもしれないなと思います――