「ねぇ、お兄さん。僕達と遊んでよ」
- 最終更新日
- 2011/01/17
- 作品公開日
- 2011/01/17
- ページ数
- 完結 36ページ
- 文字数
- 16,292文字
- セルフレイティング
- 暴力描写
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作品コメント
12件
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- mimiko
真夏の悪夢 無邪気の凶行とでも言うのでしょうか。 その行為に背景が見えないことが恐ろしい。 何故、どうして? という問いに答えてくれる声がないところが、この物語の本当の恐怖ではないかと思いました。 本能に訴えるおぞましさ。 凶行に及んでいるのが子どもだという点が、なおます凄惨さを感じさせます。 ずっと無邪気なままなら良かった。 ラストまで彼らが、笑顔を浮かべ甲高い声で笑う子どもなら、まだ心が救われたでしょう。 でも、恐怖を知り、人間に還った瞬間、嫌悪はクルリと反転します。 そしてそれは衝撃のラストへ……。 純粋なホラーです。 真夏を味わうには十分すぎる物語。 是非、ご堪能ください。
- 海山
恐ろしい 山奥にある村で起こる惨劇。ホラーなどではよく聞く設定ではありますが、それでも背筋に冷たい風が吹きました。 セリフの使い方にドキッとしました。表紙のあのセリフが出てきた時から、どんどん目が離せなくなって…気がついたら読了といった感じでした。 子供の残虐性というのは確かに恐ろしいです。だけどそれを育てるのは周囲の環境。大人達の確執がこの悲劇を生んでしまったのですね。村を訪れた主人公達は巻き込まれ、悲劇を構成する人間になってしまうというラストが素晴らしかったです。 またふとした時に読みたいと思う作品でした。
- ユマ
怖い タイトルのイメージと違い怖かったです。 子供たちが怖い! 欲を言えば、登場人物の心情を詳しく書いたらもっと良くなるんじゃないかと思いました。 応援してます!(^^)