二枚舌くんの恋愛論

作者結原乙音





「僕は先輩を愛します。……ああ、違いますね。僕は先輩を愛しています」



「…………」



「で、ご満足いただけましたでしょうか?」



「全然」



「えー、そんなあー」



「戸松くんちょっと一発殴らせろ」





例えるなら、ピンクとグリーンの怪しげな斑模様。

ウソツキな彼に似つかわしいのは、まさしくそんな色だ。



戸松くんは何食わぬ顔で、今日もあたしの隣を歩く。





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結原の眠れない夜の間に、ふと誕生した物語。

つまり徹夜クオリティー(激低)

お読みになる際は上記を考慮し、誤字、支離滅裂等にご注意ください。


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