短編集です


話と話が繋がることはあまりありません



※オカルトな表現が出てまいります。苦手な方はご遠慮下さい




真っ赤に


点滅する


視界に


入ってきたのは


綺麗な緋色が広げた


水滴



手が


緋色に


染まっていく



私は


血の


においに


溺れました





この歌は


何かを


伝える


ものじゃなく


もがきながら


吐き出した


嘘の歌




憧れは



妬みに


変わるでしょう




その妬みが


現実に


変化したとき


それは


悍ましいものに


なるでしょう