あの日、感情をなくした日。
「あたしは魔女よ。何も感じないわ」
そう言った私に
「悪帝の唯一無二なんだ。魔女? フッ それくらいが丁度良い。
だが、なんだ?魔女は感情を表に出したら駄目だって決まりでもあんのか?」
釘つけになる様な魅惑的な笑みを頬に浮かべ、
そのすぐ後真面目な顔をしてそう尋ねてきた貴方に、
もしかしたらあの日から、惹かれていたのかも知れない。
ねぇ、頼斗。
あの時、あたしを拾ってくれて、ありがとうね。
星の数程居る女の中から、あたしを見つけてくれて、ありがとう。
ねぇ、頼斗?
貴方を愛してる。
だから頼斗、貴方もあたしを愛して。
もっと、もっと。
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ハルさん、ご指摘ありがとうございます!
ハルさん、そして私の作品を読まれていた方々、
見苦しくてすみませんでした。
今後こんな事がない様、気を付けます。