この街を占める暴走族『夜王』と変わり者の姫の話。「見くびらないでくれる?私、黙ってやられる程、弱くないから」守られるだけのお姫様なんて、足でまといでしょ?
それは闇の様に黒く
おぞましく、残酷で
けれどその姿は 妖艶で美しく
全てを魅了する……
「少し、遊ぼうか」
気まぐれに暴れる、────鬼。