僕っ子女子×見た目だけ癒し系男子




カンナには自分でも知らない秘密がある。

『ごめんなさい!もうしませんので!他の人には黙っていてください!!』
多分もう、どう頑張っても弁解の余地はない。痴女扱いか、はたまた吸血鬼かなんかと間違えられるかだ。はあ、終わった。

カンナが好きになった男子…






物心ついたときから僕は、ずっと一人だった。






人間に生まれたはずなのに、どうして好きな人を噛みたくてしょうがないんだ_____






恋よりも愛よりも、僕には噛みたい欲望が一番なんだ。