だって怖かった。
核心に触れられるのが。
触れられてしまえば、きっと喰べてしまう。
傷つく事を――。
喰らってしまう自分を恐れて。
偽りの身体を手に入れた。
傷のつかない、鉄壁の鎧。
それでも。
ココロに傷はつくんだね・・・。