きたみ まゆ

信じるのもを決めるのは自分
スポットライトの中のあなたと
傘のしたで笑うあなた

実像と虚像
理想と現実
幸せと不幸せ

どれもきっと真実で
どれもきっと嘘だ。


断片的に浮かぶ
いくつもの記憶の中で

信じる物を決めるのは
いつだって自分。


長編小説のお得意な著者のNAOさんの
初の短編ですが
とてもNAOさんらしい一筋縄ではいかないような
切なくて美しい7ページの世界です。

白黒つけられない曖昧な世界と
スポットライトの光がとても印象的でした。