キミと図書室で

作者佐藤 遊

いつの間にか、近くにいた。いつの間にか話すようになった。たまに見せる笑顔が好き。そんな彼と私の関係はら曖昧だ。


彼は、今日もやってくる。






「・・・・・」




「・・・」




「・・・これ、読んだ」




「・・・はい」




「面白かった」




「そうですか。・・・これ、読みますか?」




「・・・読む」





キミと図書室で