幼少期から学校へ行った事のない病弱な少女――。
彼女はある日、両親が泣いている姿を発見する。
そして、両親の口から自分が後、余命1年だと知る。
短い命と知った少女は自らの1年を自由に使おうと思い、
初めて両親にわがままを言い、学校へ行く事になる―――。
学校で様々な人に出会い、彼女は今まで経験した事のない
感情を知る
彼女は学校へ行くに当たって、自分の中でルールを決める
1.病気の事は絶対に同級生やクラスメイトにバレないようにする
2.人と深く関わらず、最後には自分は転校した事にする
彼女は果たして、このルールを守り、わずか1年の学校生活を送れるのだろうか――――。