平均以上の頭脳と容姿、そんなのは関係ないとばかりの変わらない毎日を過ごしてた俺はなぜか残酷なことを味わうことになる。それはきっと、俺の中の本当の俺が…。
俺はどれくらいの時間を過ごしたのだろう?
すごく、すごく長かった。
すごく、すごく苦しかった。
あの時間は残酷で、俺の中の何かが破裂して
目の前が真っ暗になったんだ。
まるで自分の中の真っ黒い血のような…
それをあざ笑う誰かもいた…ような。